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わからないことを分からないまま書きたい

「似ている」はどこにあるか

はじめに

子どもは多かれ少なかれ親に似ている。
似ていると感じるとき、私たちは「どことなく似ている」という経験をする。
明確にここ、というところを指摘はできないけれど、似ていることは確かだ。
これは子どもに限ったことではなくて、たとえば風景に対しても同じことが言える。
同じ家屋も店舗もないのに、私たちは似た街並みを認識する。強く印象に残っている風景との間にその類似性が見出されると、私たちは「懐かしい」という。

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