基準には意味がない―「自分の人生を生きる」こと
はじめに
自分の人生を生きる。人生に対する意識の高い人の間では常識ともいえる言葉だ。
自分の人生を生きるというのはどういう状態かというと、「何かをする時、何をするかを自分で選んで、決めて、やる」という状態です。
カウンセリングサービス■心理学講座「自分の人生を生きる〜振り回されない人生を生きるために〜」
自分の人生を生きるとき、そこでは自分の基準が問題になる。
この行動は自分の基準に照らして正しいものといえるか。その比較の後で行動を決めていく。
では、この基準はどのように生まれるだろうか。
そして、それは使い物になるものだろうか。
教えられることから始まる―「習うより慣れろ」の前に
はじめに
習うより慣れろ、という言葉がある。
人や本から教わるよりも、自分が練習や経験を重ねたほうが、よく覚えられるということ。
習うより慣れろ - 故事ことわざ辞典
社会人が最もよく使う言葉のひとつだ。
一方で、すでに「慣れるより習え」という言葉も生まれている。
- ■慣れるより習え|Love the life you live. Live the life you love.
- 「慣れるより習え」 − 勉強会のススメ - 資産設計への道/マネックス証券 - ネット証券
覚えるためには学習が先か、経験が先か。いずれにせよ「学べば/経験すれば覚えられる」という前提がある。
でも、果たしてそうだろうか。
統計的差別の分析と対策―多様性の変換、市場の外でのあり方
はじめに
以前、ダイバーシティの類型について書いた。tsukaki1990.hatenablog.com
そこでは多様性を3つの類型に分けて、それぞれの内容を考えた。
今回は類型のあいだの関わり方について考えてみる。
具体的な問いとしては、「差別のない多様性は実現できるのか?」というものになる。
無償の優しさはどこから来るのか―優しさの原因分析
はじめに
読者になっているblogで、こんな記事があった。
優しい、ということについて考えるきっかけになったので紹介する。
人が優しいとは、優しいとは何だろう。
価値は欲望のことなのかもしれない―『すばらしい新世界』
- 作者: ハックスリー,Aldous Huxley,松村達雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1974/11/27
- メディア: ペーパーバック
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はじめに
この本は近代のことを書いているのだと思う。
近代におけるひとつの理想的な社会、そこにおける人の生き方、そうした社会を維持することが書かれている。
この本は読み手の関心を惹きつける話題が多くある。
それを網羅しようとしても技量の面で出来なかったので、ここでは話題をひとつに絞る。