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tsukaki1990@blog

わからないことを分からないまま書きたい

基準には意味がない―「自分の人生を生きる」こと

はじめに

自分の人生を生きる。人生に対する意識の高い人の間では常識ともいえる言葉だ。

自分の人生を生きるというのはどういう状態かというと、「何かをする時、何をするかを自分で選んで、決めて、やる」という状態です。

カウンセリングサービス■心理学講座「自分の人生を生きる〜振り回されない人生を生きるために〜」

自分の人生を生きるとき、そこでは自分の基準が問題になる。
この行動は自分の基準に照らして正しいものといえるか。その比較の後で行動を決めていく。

では、この基準はどのように生まれるだろうか。
そして、それは使い物になるものだろうか。

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教えられることから始まる―「習うより慣れろ」の前に

はじめに

習うより慣れろ、という言葉がある。

人や本から教わるよりも、自分が練習や経験を重ねたほうが、よく覚えられるということ。

習うより慣れろ - 故事ことわざ辞典

社会人が最もよく使う言葉のひとつだ。

一方で、すでに「慣れるより習え」という言葉も生まれている。

覚えるためには学習が先か、経験が先か。いずれにせよ「学べば/経験すれば覚えられる」という前提がある。
でも、果たしてそうだろうか。

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統計的差別の分析と対策―多様性の変換、市場の外でのあり方

はじめに

以前、ダイバーシティの類型について書いた。tsukaki1990.hatenablog.com

そこでは多様性を3つの類型に分けて、それぞれの内容を考えた。
今回は類型のあいだの関わり方について考えてみる。
具体的な問いとしては、「差別のない多様性は実現できるのか?」というものになる。

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無償の優しさはどこから来るのか―優しさの原因分析

はじめに

読者になっているblogで、こんな記事があった。

優しさの分類 - shigusa_t’s diary

優しい、ということについて考えるきっかけになったので紹介する。
人が優しいとは、優しいとは何だろう。

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価値は欲望のことなのかもしれない―『すばらしい新世界』

すばらしい新世界 (講談社文庫)

すばらしい新世界 (講談社文庫)

はじめに

この本は近代のことを書いているのだと思う。
近代におけるひとつの理想的な社会、そこにおける人の生き方、そうした社会を維持することが書かれている。

この本は読み手の関心を惹きつける話題が多くある。
それを網羅しようとしても技量の面で出来なかったので、ここでは話題をひとつに絞る。

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